内山観音

998体の薬師像が安置されており、豊後国最古の欽名天皇の15年(546)に建てられたというお寺です。場所が三重町の内山にあるので内山観音と呼ばれたり、お寺の名前である蓮城寺(れんじょうじ)と呼ばれる事もあります。敷地内にはお寺の他、薬師像が安置される薬師堂、一寸八分観音が安置されている長者堂などがあります。

蓮城寺

内山観音の中にある蓮城寺です。お寺の前には「なでぼとけ」が置かれており、病ある人がなでるとご利益があるそうです。蓮城寺の正面左側には子育地蔵尊が沢山立ち並び、子供が元気に育つようにと祈願でき、水子の供養もできる場所になっています。

道から見た蓮城寺

蓮城寺

子育地蔵尊

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千体薬師堂

入り口には魔よけでしょうか、両端に恐ろしい形相をした像が2体あり、中には998体の薬師像が左右に半分ずつに分かれ、中央に大きな仏像があります。よく見ると1体1体微妙に表情が異なり作られている事が分かります。

千体薬師堂

998体の薬師像

薬師像

般若姫

蓮城寺は真名野長者(まなのちょうじゃ)の娘、般若姫が19歳の若さで亡くなり、それを悲しんだ真名野長者が造ったという言い伝えがあります。

般若姫の像(22m)

左:真名野長者、右:玉津姫

般若姫物語

千日参り

年に1回、1月10日だけ般若姫の守り本尊である一寸八分観音の御開帳が行われ、この日にお参りすれば千日分のご利益があるとされています。普段は長者堂に安置されている一寸八分観音はこの日だけ公開されます。

一寸八分観音が安置されている長者堂

一寸八分観音について

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地図、基本情報

所在地
大分県豊後大野市三重町内山527
料金
無料
その他
トイレ、駐車場
アクセス
大分市から車で約54分

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