別府市にある名物銭湯

別府市は温泉の湧出量が日本一なのでとても多くの銭湯があります。単に温泉に浸かって疲れや肩こりなどを取る内湯や開放感のある露天風呂だけではなく、温泉の熱で温まった砂を体にかけて汗を流す砂湯、石で作られた部屋が蒸気で満たされたサウナのような蒸し湯、美容にも効果があるという泥の温泉に浸かる泥湯も名物になっています。

竹瓦温泉

竹瓦温泉

明治時代に建てられたレトロな古い建物には内湯と砂湯があります。竹瓦という名前の由来は以前、青竹で屋根を葺いていたのでこの名前がつけられています。別府温泉のシンボル的存在で、昔は建物自体はなく浜辺の砂湯だけあったそうです。内湯自体はさほど大きくありませんが、中が広く天井が高いので開放感があります。内湯は入浴後に汗が乾きやすい事から乾液泉とよばれ利用する人も多いです。場所は別府駅から徒歩で10分ぐらいの所、車で行く場合は駐車場がないので、ゆめタウン前のコインパーキングに止めて2分ぐらい歩いて行く方法もあります。

所在地:大分県別府市元町16−23 公式サイト
温泉:内湯(男女別)、砂湯

料金・時間・定休日:公式サイトをご覧ください。 駐車場:なし
アクセス:別府駅東口から徒歩で10分ほど

別府海浜砂湯

別府海浜砂湯

別府の海岸が埋め立てられる以前は、自然の砂湯が点在して利用されていました。ここは昭和61年に人工的に作られた砂湯で長さは20m、幅が6mあり温泉熱によって砂が温められます。鉄輪の湯治場を作ったという、一遍上人が別府に上陸した所とも言われています。浴衣を着たまま上になると、砂かけさんが温泉で温まった砂をにかけて、しばらくすると体から汗が噴き出ます。すぐ前には海が広がっているので眺めもよい所です。雨の日でも可動式の屋根があるので利用ができます。砂湯から上がったら普通の温泉に入浴が出来ます。別府駅から車で8分ぐらい、鉄輪から車で9分ぐらいの所にあります。

所在地:大分県別府市上人ヶ浜 公式サイト
温泉:砂湯、内湯(男女別)

料金・時間・定休日:公式サイトをご覧ください。 駐車場:あり
アクセス:別府駅からタクシーで約8分ほど

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鉄輪むし湯

鉄輪むし湯

別府には蒸し湯ができる温泉施設がいくつかありますが、こちらが代表的になります。石が詰まれて作られた石室の中には温泉と蒸気で満たされ、中は蒸し暑いサウナのような感じで2分もすると汗が噴き出てきます。床には石菖という薬草が敷かれ、その上に寝ると成分が皮膚や呼吸から入り神経痛や通風など痛みを和らげる効果があると言わています。レンタルされている浴衣を着て、寝た状態で8分から10分ぐらい暑さを我慢して汗を流します。蒸し湯から出たら塩化物泉の温泉に入浴できます。もしTシャツと短パンが持参できればでそれでもよいそうです。場所は鉄輪のバス停から歩いて3分ぐらいの所、車を利用する場合は熱の湯温泉の駐車場に止めて歩いて2分ぐらいの所にあります。

足蒸し湯

同じ敷地内には足蒸し湯があります。温泉の蒸気が溜まった箱に足を入れて利用します。出入り口付近にあって無料で利用できます。

旧むし湯跡

現在の建物は2006年に建て替えられた新しいものです。道路の向かい側には旧むし湯跡が記念に展示されています。以前の建物は昭和45年に建てられた鉄筋コンクリート造で今とは見かけの異なる作りで、床面積も今の半分ぐらいのでした。石室は今のように男女別ではなく一つが共用で使われていました。

向かい側には他に一遍湯かけ上人というのがあり、自分の悪い所を見立てて上人像にかけるとご利益があるそうです。大昔の鉄輪は蒸気や熱湯のある地獄のような所でしたが、一遍上人という僧侶が鎮め湯治場を作ったという言い伝えがあります。毎年9月21日から23日に「湯あみ祭り」という上人に感謝する行事があってむし湯は無料開放されます。

所在地:大分県別府市鉄輪上1組 公式サイト
温泉:むし湯、内湯(男女別)、足蒸し湯

料金・時間・定休日:公式サイトをご覧ください。 駐車場:あり
アクセス:鉄輪バス停から歩いて約3分

別府温泉保養ランド

別府温泉保養ランド

美肌効果のある泥湯がある事で有名です。野外にある混浴の露天風呂と男女別の室内大浴場が楽しめます。他に室内にあるコロイド硫黄温泉という、乳白色のお湯でこれも美肌によい効果があると言われています。簡単な宿泊施設も備えているので、泊まって温泉を楽しむ事もできます。

所在地:大分県別府市明礬5組−1 公式サイト
温泉:露天風呂(混浴と男女別)、内湯(男女別)、むし湯(男女別)

料金・時間・定休日:公式サイトをご覧ください。 駐車場:あり
アクセス:別府駅からタクシーで約17分ほど

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